- 無地Tシャツを選ぶポイント
- USA企画チャンピオン ヘリテージジャージー「T2102・T105」のどこがよいか
- 日本企画「T1011」とUSA企画「T2102・T105」の違い
- USA企画「T2102・T105」のデザインやサイズ感
- USA企画「T2102・T105」は乾燥機でどれくらい縮むか
- その他のおすすめ格安ヘビーウェイトTシャツ
何枚あっても困らない無地のTシャツ。夏になるとほぼ毎日着るからできれば安く、そして1枚でもチク透けしない丈夫な厚手のTシャツがいい。
となると、選択肢に残ってくるのがご存知我らがチャンピオンのTシャツ。
だけど、チャンピオンのTシャツって種類が無数にあるんですよね。
そこでいままで古着から現行品までたくさんのチャンピオンのTシャツを買ってきた私が、今回買ってみて「これは良い!リピ買い必須!」だと思った、チャンピオンのUSA企画のヘビーウェイトTシャツをレビューします。
今回はじめて購入して気に入りすぎて、一枚1500円くらいだったので合計4枚くらい買っちゃいました。たぶん今後も買います。
正式なモデル名は【7oz HERITAGE JERSEY(ヘリテージジャージー)】です。
品番は、T2102とT105の2つが存在しているようなのですが、どちらも同じ製品を指しているようで違いはありません。
「どの白Tシャツを選べばいいかわからない」をいう方は生地の厚さや価格など、下記に記事で厳選していますので、こちらもご参考に。
なぜ無地のTシャツはUSA企画のチャンピオンが良いのか?

ちまたには無地Tシャツが溢れていて、どれを選んでいいかいっつも悩みます。
それで、私が選ぶ際の基準としては下記をクリアしていることとしています。
1枚で着られるくらい、厚手か

夏はTシャツ1枚で着たいので、乳首が透けるような薄手だとNG…
となると、いわゆるヘビーオンスと言われる厚手の生地感が大事です。
厚手といえば、汚れてはリピ買いしている、チャンピオンのロングソックスもおすすめです。
ふわふわで、冬の家着にも最適ですし、外出時にもワンポイントのCロゴがシンプル過ぎず好みです。
洗濯を繰り返しても襟元が伸びすぎないか

薄手のTシャツはもちろんのこと、厚手のTシャツでも襟元の生地が弱いと、数回の洗濯で伸びてだらしなくなってしまいます。なので丈夫で耐久性があるかも重要。
結果、襟元はバインダーネックといわれる縫製のものがベストです。
多くのTシャツはロックネックという縫製を採用していますが、バインダーネックのほうが耐久性があります。
写真のように襟元が盛り上がっているのがバインダーネックですね。
1000円〜2000円くらいで買えるか
毎日着るので、大量に無地Tシャツを持つとなると、価格は安いほうが絶対にいいです。
着古したり、汚れたりしても、気軽に買い替えられるし、高いTシャツを気を使って着るよりも、安くて丈夫なTシャツを気兼ねなく着るほうが好みです。
いつでもすぐ買えるか(買いやすさ)
「また買いたかったけど、もう販売していない…」「オンラインでは売ってない」というのが嫌で、通年でいつでも買えるくらいの生産量と流通量があるブランドのモデルがよいです。
となると歴史のある定番ブランドの定番Tシャツがお決まりですね。急に廃盤になることもないし、大量生産しているので、いつでもオンラインでポチッと買えるのが大事です。
今回はチャンピオンですが、たとえばユニクロやGAP、フルーツオブザルームやヘインズなども通年で作っているTシャツがあるのでいいと思います。
無地Tシャツを選ぶポイントまとめ
まとめると、こんな感じです。今回購入したUSA企画のチャンピオン無地Tシャツはこれらをすべて網羅しています。
- 1枚で着られるくらい、厚手か
- 洗濯を繰り返しても襟元が伸びすぎないか(丈夫か)
- 1000円〜2000円くらいの価格帯か(たくさん買えるか)
- いつも買えるくらい流通量があるか(来年になったら廃盤になっていないか)
厚手の7オンスの生地感

今回、購入したのはUSA企画の【T2102・T105 7oz HERITAGE JERSEY(ヘリテージジャージー)】で、7ozの肉厚でタフなヘビーオンスです。
「7oz」は「7オンス」と読み、これは生地の重さを表しています。
一般的に、3〜4オンスの生地は非常に薄手で、白の場合はかなり透けるようです。
ヘビーウェイトといわれるのは大体、5〜7オンスの生地のことで、肉厚で耐久性があります。
今回レビューするチャンピオンの無地Tシャツは7オンスなので、非常に厚手です。
生地はコットンで表面はザラッとした肌触りでカラッと乾いたような質感を持っており、細かい凹凸があり表情豊かです。
目が粗いので、ジーンズやチノパン、古着やアメカジ・ストリートファッションと相性が良さそうです。
逆にキレイめな格好や、ジャケットの中に着る場合はもっと目が細かいなめらかな質感のTシャツのほうがいいですね。
チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105のサイズ感は?
167cm 60kgの私がMサイズを着るとこんな感じです。



身幅と肩幅が大きめなので、ゆったりと少しオーバーサイズ気味で着られます。
着丈はちょうどよく、お尻の半分が隠れるくらいです。
チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105のデザインを確認
チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105のデザインの特長をひとつずつみていきます。
ゆったりとした大きめのオーバーシルエット

いわゆるボックス型のオーバーシルエットで、身幅や袖周り、裾周りは比較的広めになっています。
肩幅も広めにとられており、肩からストンと落ちるシルエットになっているので、タイトに着るよりはゆったりと着るのがおすすめです。
サイズ感もアメリカ企画なので、日本サイズよりワンアップ程度大きめのサイズ感になっています。
左袖の「C」ロゴワッペン

一番わかりやすい特長は、なんといってもチャンピオンといえばの、「C」ロゴワッペンですね。
左胸にあるタイプではなく、左袖にワンポイントで縫い付けられています。
単純な無地Tシャツのほどよいアクセントになっています。
バインダーネック

首元には丈夫で耐久性のあるバインダーネックを採用しており、伸びにくくヘタレにくいです。
襟元が盛り上がっているのもデザイン的なアクセントになっています。
袖と裾の二本針ダブルステッチ


ジーンズでも使われるような二本針のダブルステッチを袖と裾に使用しているので頑丈です。
日本企画の「T1011」とUSA企画「T2102・T105」の違いは?


日本で多く流通しているチャンピオンのヘビーウェイトTシャツといえば、日本企画である「T1011」が主流です。
「T1011」と今回購入した「T2102・T105」は7オンスのヘビーウェイトというのは一緒で、大きく違うのは、シルエットと価格です。下記の表にまとめました。
T2102・T105 | T1011 | |
---|---|---|
生地の厚み | 7オンスのヘビーウェイト | 7オンスのヘビーウェイト |
シルエット | どちらかというと細め | ゆったりボックス型 |
サイズ感 | 一般的な日本サイズ | アメリカサイズで大きめ |
価格 | 1500〜2000円程度 | 5,000円程度 |
価格については2倍以上違いますね。
シルエット的にも細めよりゆったりした形のトレンドはまだまだ続くと予想されますので、断然買いです。
チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105の安さの秘密
なぜUSA企画のチャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105は安く流通しているのでしょうか?
理由としては下記のとおりです。
- 販売業者がアメリカから直輸入しているので仲介業者がいない
- 逆に「T1011」は日本の輸入販売代理店を通しているため、手数料分上乗せされている
- 生産国がホンジュラスで製造コストを抑えている(ただし、縫製などのつくりが少し粗い)

チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105を乾燥機に入れると結構縮んだ

何度も着込んだMサイズのTシャツをコインランドリーの乾燥機にいれたところ、思ったよりも結構縮んだので、新品のMサイズとの実寸比較をしました。
重ねてみると結構違います。



袖が約3cm。脇下の身幅が約1cm。着丈は約5cm近くも縮みました。
コットンのTシャツは基本的に乾燥機で縮みますが、シルエットが変わるくらい縮みましたね。
新品のMサイズと縮んだMサイズの着用比較画像です。
左が新品で、右が縮んだTシャツです




その他のおすすめ格安ヘビーウェイトTシャツ
チャンピオン以外でも1000円〜2000円程度で買えるヘビーウェイトTシャツをいくつかご紹介します。
PRO CLUB(プロクラブ) 「ヘビーウェイトTシャツ」

ヘビーウェイトTの超有名ブランド、PRO CLUB(プロクラブ) のヘビーウェイトTシャツ。
ヒップホップなどの音楽カルチャーと強い結びつきがあり、ゆったりとしたサイズ感で際立った白さと、詰まった首元が特徴的です。
↓詳しいレビューはこちらの記事からどうぞ。
ヘインズ「BEEFY-T」

ヘビーウェイトTの代名詞ともいえる、おなじみヘインズの厚手TシャツラインBEEFY(ビーフィー)です。
どこでも手に入れやすく、送料無料のオンラインショップも多いため、1着試しに買ってみても良いかと思います。
ポケット付きもあります。
GU「ヘビーウェイトビッグT」

低価格でおなじみのGUでもヘビーウェイトTシャツは毎年ラインナップされています。
これが意外といいんです。トレンドのワイドシルエットです。
ユニクロユー「クルーネックT」

すっかり定番化した、ユニクロユーのクルーネックTシャツです。これも結構厚手で、ワイドではなく、きれいなシルエットなので、汎用性が高く、キレイめなジャケットの中にも合わせやすいです。
「チャンピオン ヘリテージジャージーT2102・T105」おすすめです!