A.P.C.デニム購入レビュー:プチニュースタンダード

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少し前に起こっていたビンテージレプリカデニムブームも過ぎ去ること早数年。
リーバイス 501をはじめとしたLVC(リーバイスヴィンテージクロージング)、DENIME(ドゥニーム)やEVISU、WARE HOUSE(ウエアハウス)、FULLCOUNT(フルカウント)、などなど有名どころのビンテージレプリカデニムもよいのだけど、30歳を超えたあたりから、もっとファッションに寄って「大人にシンプルにデニムを着こなしたい」と思い、「いま!大人が穿けるデニム」を探しはじめました。

いろいろ探していると、アメリカ製じゃなくて、まさかのフランス製のA.P.C(アーペーセー)というブランドに行き着きました。
ここんちのは、シンプルかつ上品、そして有名スタイリスト(野口強さんとか)やデニム愛好家も愛用されているらしく、ファッション業界では超有名なデニムブランド。
まさに大人が穿ける、洗練されたデニムって「これしかない…!」と1年ほど前に購入。

A.P.C.(アーペーセー)のスリムテーパードモデルPETIT NEW STANDARD(プチニュースタンダード)を1年ほど穿いたので感想をレビューします。

A.P.C.のデニムがかっこいい!3つの理由

今回はA.P.C.のデニムを3つのポイントに絞って解説します。

1.シンプル・イズ・ベスト!A.P.C.というファッションブランド

A.P.C.のアイテムといったら、なんといってもシンプルの一言につきます。

とくにデニムは無駄な装飾を一切排除したミニマルなデザインで、普通は各ブランドが個性を出したがるバックポケットのステッチや右の腰部分にあるファッションブランドのタグやパッチなどに関してはなにもありません。潔い…!

ボタン・リベットなどの金具はインディゴブルーと相性のいいシルバー一色で統一。そしてA.P.C.の刻印。この僅かな特徴だけでも削ぎ落とされ洗練されたA.P.C.のデニムということがわかるくらいのシンプルさです。

またフロントボタンの中央にはギターと剣のモチーフがあるのもA.P.C.デニムの特徴。そしてフランスの店舗住所である”A.P.C. rue Madame pres du Luxembourg”が刻印されています。

2.日本製の良質なデニム生地

A.P.C.はデニムの生産初期からは日本製のオリジナル生地を使用しています。
その日本メーカーとは世界屈指のデニムメーカーとして知られるカイハラです。このカイハラは世界的に有名なハイブランドの生地も手掛けていることで有名です。
またカイハラとともに制作したこのオリジナルファブリックは、昔のリーバイスを生産していた織機で作られてるそうです。

こうやってこだわって作られたデニム生地だから、美しい色落ちが実現するんですね。

3.色落ちが美しい

A.P.C.のデニムは“育てるジーンズ”としても人気があります。いわゆるユニクロのデニムのような使い捨てではなく、時間をかけて履き込んで色落ちの経年変化を楽しめるデニムです。

ただ、A.P.C.のデニムは染色工程で、何度も繰り返しインディゴ染めを行っているのと、生地も分厚いため、なかなか色落ちしない気がします。
私は1年ほど、2週間に1回くらいのペースで穿いていますが、まだ全然色落ちしてないです。これから長く楽しめそう。

色落ちサンプル

A.P.C.デニムの洗い方

公式サイトでは下記の洗い方を紹介しています。
ちなみに私は1年間着用していますが、まだ洗っていません。臭ってきたら洗おうと思っています。

過激主義
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、初回洗いはドライクリーニングで、2回目以降の洗いは、WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を少量混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、すすぎ、バスタオルで包んで干す。
セミ過激主義
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、こすらずにすすぎと脱水をし、干す。
洗濯機
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を使い、メニュー:常温水、デリケート洗い、脱水無し。
海水
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、ジーンズを履いたまま海に入る。乾いた砂でこする。
これを何度か繰り返す。水ですすぎ、太陽にあてて乾かす。

出典 https://www.apcjp.com/jpn/denim/washing-recipes/

A.P.C.の店舗は?

A.P.C.はパリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、シドニー、香港、北京、東京など全世界に店舗を持っており、日本では主要都市に直営店舗、主要都市以外のセレクトショップにも卸しているようです。

また直営オンラインショップもありますが、定価での販売になるため、楽天などの通販サイトから購入したほうが、販売店舗独自の値引きや楽天ポイントバックなど、直営より安く購入できる場合が多いです。

A.P.C.の代表的なスリムストレートの3つのモデル

A.P.C.には代表的かつ定番人気の3モデルがあります。
どれもスリムでミニマルデザインなシンプルジーンズということは共通で、その違いは細かなシルエットにあります。また各モデル、ストレッチモデルとコットン100%のノンストレッチモデルがあるようです。

またねじれにくく縫い目の強度も増す赤耳(アカミミ)を採用しています。ビンテージレプリカデニム好きに赤耳は嬉しい仕様!

この3つのモデル名前が似ててややこしいので、購入時には注意が必要です。ひとつひとつ解説します。

ニュースタンダード:ストレートシルエット

A.P.C.の中では最もクラシックかつベーシックなモデルであるニュースタンダード。

定番3モデルの中では最もシルエットに余裕がありますが、裾に向かってややテーパードがかかったストレートシルエットになっており、すっきりとした見た目になっており、生地も肉厚。

プチスタンダード:ニュースタンダードよりスリム

上記のニュースタンダードをベースに更にスリムに仕上げたのがプチスタンダード。ヒップや膝周りが細くなっており、股上も浅めになっています。
いわゆるタイトジーンズといわれる類のモデルですが、そこまでタイトかと言われると、ちょうどよい塩梅な印象。

プチニュースタンダード:上記2モデルの良いとこ取り

上記のプチスタンダードの膝から裾にかけて細身に仕上げたタイトストレートなシルエットはそのままに、ニュースタンダードのように股上を深くしのがプチニュースタンダード
まさに両者の良いとこ取りのモデルです。
股上が深めで細身ってまさに“イマ”っぽい大人なジーンズだと思います。

購入したモデルはプチニュースタンダード

というわけで、私は良いとこ取りのプチニュースタンダードのコットン100%ノンストレッチモデルを購入しました。
というのも私は167cm 60kgと小柄で、足は長く見せたいけど、股上が浅いのは窮屈で…まさにプチニュースタンダードはぴったりなデニムだったわけです。

裾上げはチェーンステッチにしました

A.P.C.のデニムの裾は販売時はシングルステッチになっています。このステッチもA.P.C.らしいミニマルデザインに合っています。
ただ私はアメリカのビンテージデニムが好きで、赤耳ときたらチェーンステッチでしょ!って派なんですよね。

ヴィンテージジーンズは基本チェーンステッチ。特に501を模したモデルは原則チェーンステッチで、そのステッチにより裾の部分が波打ったように色落ちする特徴があります。

逆にA.P.C.だけどチェーンステッチもありかな?と思い、お直し屋さんに持ち込んでチェーンステッチにしました!デパートや街中にあるお直し屋さんでもチェーンステッチ対応できる場合があるので、最寄りのお直し屋さんに確認していただければです。

A.P.C.デニムの穿き心地・着用感について

今回私はコットン100%のノンストレッチモデルを購入しました。
穿き心地はストレッチと比べるとやはり硬くゴワゴワした感じがあります。しかしそれがデニムを穿いている感があって好きです。
またストレッチがないモデルは穿きジワがくっきりつくので、色落ちが綺麗に出るというメリットもあります。

A.P.C.のデニムは育てるデニムなのでノンストレッチモデルのほうが楽しみながら穿けると思いますが、これは好きずきで選んでいただければです。

もう一点、ノンストレッチモデルのほうがパリッとデニムが立つ感覚があるので、ロールアップしたときの裾周りの立体感がとてもよく出ます。

着用イメージ。デニムセットアップもおすすめ。

A.P.C.のデニムを使った着用イメージをいくつかご紹介します。

デニムなので基本的にどんなファッション・コーディネートにも合うのですが、私のオススメはデニムのセットアップ。これ一昔前だったらちょっとNGなコーデだったと思うのですが、A.P.C.のようにシンプルで洗練されたデニムだと逆に今、かなり”アリ”なんです。
もちろんTシャツのみのシンプルスタイルやレザーとも相性バツグンです。

まとめ

いかがでしたか?A.P.C.は余計な装飾がないシンプルなデニムなので長く履き続けられること間違いなしです、1本持っておくと重宝しそうなのでおすすめです。

  • A.P.C.は洗練された大人のデニム
  • A.P.C.が人気の理由は「シンプル」「日本製の良質なデニム生地」「美しい色落ち」
  • プチニュースタンダードは良いとこ取りのモデル
  • デニムセットアップは逆に”アリ”
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